稜線の風に吹かれて
 
栃の木沢(奥三河明神山)
2010/5/30


宇連ダムを横切り、満水に近い鳳来湖を横目に見ながら車を進めます。栃の木沢は、奥三河、明神山から鳳来湖へそそぐ沢の一つです。奥三河の沢としては代表的な沢といえます。今回は10名の参加。沢登りが初めての人、新入部員の人からベテランの方まで多彩な顔ぶれで入渓点に入りました。ヘルメットにゼルベストを着け、沢靴を履きます。沢登り特有のスタイルがあざやかです。
水の流れの中に足を踏み入れれば爽快な沢登りの始まりです。ズボンの裾を濡らしながら、ヌメを進みます。道の無い沢筋を上流へと登る沢登りは、通常の登山とは、また違った山との対話がそこあるような気もします。ザイルワーク、クライミング技術、ルートファインディング、さまざまな登山技術と経験に基づいた状況判断。沢を登るということは総合的な登山技術を試されているような、そんな気がします。逆を言えば危険もあります。
栃の木沢の核心部、大滝。今回は水量も多く、滑りやすい岩肌は以前にもまして難易度の高い状況でした。そんな中、果敢にも先鋒をつとめるWさん。それに続き全員が大滝を登りきることができました。














 

 

 







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